2019年11月16日、三軒茶屋のライブハウス、「ラヂヲデイズ」主催、
「俺たちの旅」ファンの集い、「俺たちの旅 を語ろう! 夢の坂道は~」が開催された。
私は、このHPを通じて知り合ったファンの方(第一回ファンの集いで集まった方)からお誘いを受けて参加。
当初は人数が少ないと聞いていたが遅れて会場に入ると、15名ほど既に店内いっぱいに参加者が座っていて驚いた。お店の告知だけでこれだけ集まったので、「俺たちの旅」ファンの潜在的な多さを改めて感じた。
今回の会の目玉は、「俺たちの旅」”奈美ちゃん”役の水沢有美さんが参加されたことだ。
まだお若く元気で、“奈美ちゃん”スマイルは健在で、穏やかながらも明るくエネルギッシュに
お話をいただいて、お顔をずっと見ていると、ドラマの”奈美ちゃん”そっくりに見えてくるのは、さすが女優さんだ、と納得してしまう。今も舞台などで活躍している。
12月27日ー29日には「七人のミサキ」という舞台に出演される。こちらは面白そうなので私は観に行くつもりだ。
ファンの集いの会は、一人一人の自己紹介で始まった。
参加者は皆、50代半ば以上の年長者ばかりだが、水沢さんがいらっしゃることもあり、皆、感激の面持ちでそれぞれの「俺たちの旅」の想いを語る。
その後は、”奈美ちゃん”の登場が多かった「俺たちの旅」を2話ほどDVDで上映会。
その後は、「ラヂヲデイズ」・マスターと水沢さんが舞台に上がり、皆からの質問を受け、当時の撮影秘話や出演者の近況等を水沢さんがお話しいただく時間となった。
(ラヂヲデイズ・マスターと水沢有美さん)
(会場はこのように熱気にあふれ、満員。)
その後は思い思いに参加者間で歓談。
私は第一回ファンの集いで知り合った仲間以外に、隣に座っていた4人組の方々ともお話しさせていただいた。
偶然にも皆、同い年(「俺たちの旅」初回放映時は小学校6年生にあたる)ということがわかり、嬉しく思う。
18:00から始まった会はあっという間に22:00を過ぎ、”第二回開催”も約束して、散会。
私はその後、家の近くに住む参加者達を誘って車で横浜へ繰り出した。
3人で24時近く、”二次会”の食事と雑談をだらだら続け、日付が変わったところで、店を出た。
年齢も本名も職業も知らない人間同士が、普段、他人には語ることのない内面の深い趣味の部分だけを共有し、そこだけで繋がる。
こういう付き合いも悪くあるまい。
二次会も終わり、一人で自宅に向かう間、ふと夜空を見上げ、この日の会の参加者の顔を思い浮かべた。
心にしまい込んだ青春時代の思い出のシーンは色褪せない。
むしろ現在に至るまで、再放送やDVDを見返したり、そして何より自分の人生に投影しながら
自分なりの「俺たちの旅」の解釈を推敲して深みのある味わいを楽しんでいる人達ばかりだった。
ファンの「俺たちの旅」は永遠に続く。