Part 2
極上の単焦点レンズの味わい
同じシーンでいろいろなフィルムシミュレーションを試してみた。
数百枚の中から撮影情報は一切見ないで”絵”だけを見て画像を選んでみた。
クラシッククロームやPRO Neg.Hiが結果的に多いのは、私の趣向のせいである。
ここのHPに収まるように縮小しているので、私がPCで見ている画像の迫力・魅力が十分に伝わっていない画像もあるが、実際の画像はどれも素晴らしい出来栄えである。
単焦点レンズならではの、縁取りの線の細さ(観覧車等)が秀逸である。
空の青さは、普通はPROVIAやVelviaの画像を選ぶのだろうが、私はクラシッククロームの儚い青さに想像力を掻き立てられて、こちらを選んだ。
こちらも単焦点レンズならではの繊細な線が、無機質なビルの光景を印象的なものに仕上げている。
ズームレンズに慣れている私としては新鮮な感動だ。
(Part 3へ続く)