富士フィルムカメラを愛す X-T2


Part 1

先日、ミラーレス一眼カメラ、Fujifilm X-T2を発売開始日に購入した。
FujifilmのカメラはX-E2を持っている。
またポートレート作品用、特にスタジオ等ストロボセットを用いた撮影は専らNIKONのフルサイズ一眼レフカメラ(現在はD810)を使っている。
RAWで撮り、Photoshopのレタッチが作品作りの中心と捉えていて、カメラはちゃんとダイナミックレンジ内(白飛び、黒つぶれなし)に収めっていれば後はどうとでもなる、と思っている。

いつの間にか、カメラが作る絵作りは興味がないどころか邪魔な機能とさえ思ってしまっていた。世間はスマホ全盛時代。私も大きなフルサイズ一眼レフはもちろん、、旅行以外はカメラを持ち歩く習慣が失せてしまった。そんな自分がX-T2を買おうと思ったのは、Fujifilm のミラーレス一眼カメラXシリーズが出している高性能な単焦点レンズの魅力である。
すっかり街歩きをしてスナップ撮りする習慣が無くなった自分も、X-T2と単焦点レンズを持ち歩き、街撮りカメラマンとなって、街の景色を切り取る喜びに浸れるのではないか?そんなことを考えていたのである。
意を決して、X-T2とXF35mmF1.4R、そしてXF56mmF1.2Rをまとめて購入した。

以前、X-T1も興味はあったのだが、ポートレート撮影中心の自分としては、AFのフォーカス移動のダイヤルの操作性に難があり、購入を見送っていた。
X-T2はそういった操作性も含め、大幅に機能アップしての登場である。

人撮りと街撮りを本日する予定だったのだが、予定していたモデルさんがキャンセルとなり、急遽場所を変えてお台場方面に繰り出してきた。

ポートレート撮影は撮影リズムが大切なので、レンズ交換の必要のないズームレンズをずっと使ってきた。
今日からは、単焦点レンズの付け替えも楽しみの一つとして覚えていくことにする。
今日は30度超の暑い日だった。X-T2の操作感を肌に染み込ませながら、汗だくになって歩き回り、無事に撮影を終えた。

色艶のある画像

帰宅途中で車のガソリン補充と洗車も頼んだので、スタンドの休憩室でX-T2のカメラの液晶モニターから画像を眺めた。
小さいモニターから見える画像は、濃淡や光の陰影に訴える画像が多く、見入ってしまった。
これまでカメラの液晶モニターだけでこんなに”綺麗だな”と思って見入ったのは初めてだ。
同様の経験は続く。帰宅してからパソコンに全画像をコピーして画像viewerを立ち上げる。
フォルダにある全画像がサムネイルになって表示された。サムネイル一覧がどれも美しく、ぞっとした。
viewのサムネイル一覧だけでこんなにわくわくしたのは初めての経験だ。

能書きはこのぐらいにして、本日撮影してきた画像を、画像情報も添えて紹介する。
FujifilmカメラXシリーズは、カメラ内現像のフィルムシミュレーションが非常に秀逸なのが有名である。
今回ここで貼るのは全てカメラ内JPEG現像の撮って出し画像で、レタッチの編集は、画像のリサイズ以外は一切行っていない。


(Part 2へ続く)

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