2020年2月1日、NHK BSプレミアムで放映されたTV番組、「中村雅俊～特別編」を音楽仲間の知人からブルーレイに焼いてもらい、先日観た。
中村雅俊のインタビュー番組はネットで幾つか見たことがあるが、BSプレミアムでブルーレイで見る画質は最高だ。
最高だったのは画質だけではない。インタビューの構成や、中村雅俊が話す内容も今まで自分が見たインタビューの中で最高だった。
有名なデビュー時の話、新人でTVドラマの主役大抜擢から始まる。そして思いがけず主題歌を歌うことも決まり、俳優と歌手の二足のわらじを履く人生のスタートを切り、現在まで活躍を続けている。ここまで長期間、どちらも第一線で活躍している人は中村雅俊以外、日本では皆無だ。
’70年代から現在に至るまで年を重ねるごとにその時代にはまり続けた稀有な存在、中村雅俊。
青春ドラマ時代からの往年の熱烈な男性ファンだけでなく、今もセクシーな魅力で女性ファンも多い。この点においても稀なスターといえるだろう。
東日本大震災で故郷が被災して以来、定期的に足を運び慰安にも精を出している。
その経験を通じて「歌の力」を再認識した話で後半結んでいる。
「歌の力」「演技の力」を信じ続けてきたことが、中村雅俊の長年にわたる人気の最大の秘訣なのだろう。
2020年5月6日
（終)
