OLYMPUS TG-5 – タフネスカメラがオンリーワンの世界を創造(Part 2)


Part 2:水中撮影編

非日常の世界に潜り込む

本格的なダイビングをしなくても、水中撮影は可能だ。川でも十分楽しめるだろう。
今回は海の浅瀬、岩の溜まりで水が比較的綺麗な場所へ繰り出して撮影してみた。


膝ぐらいまで水につかって、カメラを水中に沈めて撮影を続けた。
子魚は敏感で人間の気配を感じるとあっという間に逃げて行ってしまう。
魚の撮影は無理か?と思ったが、実際には結構撮影ができた。

今回の撮影で最もアップで撮れた魚の写真。

水面を写すことで、水中撮影らしく感じる。

静かに水底で動き回る子魚たち。
水上から見ていた時は気づかなかった。
ひたすら撮っていると、写っている写真もある。”釣り”のような感覚だ。

ピントが合わなかった失敗写真だが、映画の回想シーンのような味わいのある写真だ。
水中撮影の失敗写真は、他の撮影では作れない幻想的な写真を生み出してくれる。

こんな岩場に潜んでじっとしていたいと思う。

貝が活発に動き回っていた。

水中でどのような撮影ができているか?は撮影中はわからない。
カンでシャッターを押し続けるのみだ。
画像を見てみると、水中にいるかのような景色だ。
ちょっとした非日常の水中世界に浸れる。これは癖になりそうだ。

こういう個性派カメラは愛することが大事だ。

一眼レフカメラの画質と比較するのではなく、TG-5が吐き出す画像を楽しむことだ。
一眼レフカメラで撮影された生真面目な写真は、往々にして息が詰まるし退屈だ。
大胆に”楽しい“と思える画質を作ってくれるのは、こういった個性派コンパクトデジタルカメラの面目躍如だ。
接写機能は、カフェなどで可愛い小物を見つけた時に、iPhoneとは違った不思議な撮影ができて、Instagramでも差別化ができるだろう。

行動だけでなく、撮影方法も“タフネス”な楽しみを自分で作り出したい人には無限の可能性を秘めたカメラだ。

(終)
2018年6月16日

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