作詞家・岡本おさみ氏の音楽記念碑プロジェクト


私が以前、岡本おさみさんに作詞の師事を数年いただく機会があったことは過去に記事でも書きました。
2015年に死去され年月が経ちましたが、岡本おさみさんの地元、鳥取県米子市では功績を永遠に残すべく音楽記念碑を建てるプロジェクトが立ち上がり、資金を募るべくクラウドファンディングが始まっています。
私もいくつか応募させていただきました。
岡本おさみさんは「襟裳岬」「旅の宿」「落陽」といった吉田拓郎作品や、泉谷しげる、南こうせつ等’70年代~’80年代のフォーク/ニューミュージックの旗手と言われたシンガーに詞を提供していました。自身、旅をしながら旅先で書いた詩を提供するスタイルは、”吟遊詩人”と言えるでしょう。
私は中学生の時にフォーク・ギターを手にして夢中になってボブ・ディランや吉田拓郎、泉谷しげる等の音楽を聴いたりギターを弾いていましたが、自分にとってのスターはボブ・ディラン、拓郎、泉谷に並ぶ存在として、岡本おさみさんがいました。
幸運にも数十年後に岡本おさみさんから直接作詞の指導や’70年のエピソード等を伺う機会に恵まれましたが、岡本おさみさんとの思い出は自分にとって一生の宝です。
同じように当時の岡本おさみさんの作品を愛した日本中のファンの思いが、記念碑という形で実現できれば大変喜ばしいことです。
ここ数年、’70年代に活躍した音楽家の訃報が続いていますが、青春時代に夢を見させてくれたアーティストへの尊敬の思いが消えることはないでしょう。

放浪の作詞家 岡本おさみさんを語る会

岡本おさみ 音楽記念碑プロジェクト – クラウドファンディング

2024年6月6日

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